メーカー事業

事業紹介

最新設備と徹底した品質管理で食の安全を守る

谷口海産ちりめん工場紹介

最新設備徹底した品質管理
安心・安全なちりめんを製造しています

株式会社谷口海産ちりめん工場は、お客様に安全で良質なちりめん製品を製造し、提供することが、お客様の満足と信頼を得られると考え、全社員参加により衛生管理と品質の向上のために下記の事項を実施します。
私たちは、HACCP手法に基づいた食品安全マネジメントシステムを構築・維持し、その有効性を継続的に改善することを誓います。
私たちは、食品に関連する法令・規則を遵守し、お取引様と共に安全な製品づくりを行います。私たちは、お取引様とのコミュニケーションを密に行い、お客様からの要望に真摯に耳を傾け品質の向上に努めます。

HACCP認証取得

当社は従来SQFを目指しシステム作りを行ってまいりましたが多少類似した面もあり、 2007年6月、HACCPに対応のちりめん工場が本格稼動しました。
また、HACCP対応の工場だけでなくソフト面も充実した工場にしたいと考え、ISO22000取得を目指しました。ISO22000は、HACCPシステムにISO9001のマネジメントシステムを導入したものです。
そして、2007年に食品安全チームを結成し運用を開始。2008年5月19日に、ISO22000:2005の認証を取得しました。
また、HACCPの義務化に伴い、2020年7月11日にHACCPCode:2020を取得致しました。

設備・機器紹介

  • 開梱室

    ここで原料投入を行います。産地や生産者まで追跡が行えるよう厳しい管理を行い原料を投入口へ入れています。

  • 包装室

    包装室内の空気は、一般手術室と同等のクリーンルームにて袋詰めをしています。

  • 冷蔵庫

    品質に影響が出ないよう、弊社独自の温度帯で各工程毎に区分けして温度管理をしています。

  • 自動エアーシャワー設置

    工場内への入室の際は、このエアーシャワーを通って、作業服へ異物が付着していた際は不純物を取り除きます。

  • プラズマクラスター

    浮遊のカビ菌の殺菌等の効果のあるプラズマクラスターを導入しております。

  • 高純度窒素ガス発生機

    商品の品質を保つために、袋詰めを機械でする際に、袋の中に窒素ガスを封入しています。

工場内設備と検査体制

袋詰めの全ラインへX線異物検出装置と金属探知機を設置しており、異物混入の防止に務めています。
さらに、主に今まで目視で異物を除去しておりましたが、2010年に選別工程において、原料から出る粉の除去や、重い物、軽い物の選別を自動的に行う風力選別機や、赤外線カメラによる異物の除去を行う色彩選別機の導入をしより異物除去が向上し、また作業者への疲労も減少しました。
このことにより、目視選別ラインでは、より商品毎に除去基準を決めて除去させております。
ご要望があれば、選別済み原料のみの販売も行っております。

  • 除塵選別機

    この設備を使い、サイズの大小や木片・毛髪等の不純物を取り除きます。

  • 除鉄機

    ライン上へ磁気の強い磁石をポイント毎に設置し、金属片が混入しないように取り除いています。

  • 色彩選別機

    色彩選別機の内部の赤外線カメラにて、ちりめん以外の異物を瞬時に判別して除去しています。 

  • 目視ライン

    人の目で異物が混入していないかの最終確認をしています。

  • X線異物検出装置

    各包装機(自動で重さや袋詰めを行う機械)で作られた後に、商品に異物が混入していないか、金属探知機と合わせて商品の検査を全品通して検品しています。

  • 検査室

    工場で製造された商品は出荷までにこの部屋で検査を行い出荷をしています。

品質へのこだわり

  • 原料選定

    谷口海産では、国産のちりめんじゃこをお客様のご要望による原料を厳選して買付しております。
    仕入れ調達ですが、県漁連や全国の問屋からの調達ルートがあり、安定した原料確保に努めております。

  • 官能テストの
    取組み

    原料受入時に3人で官能検査をしており、味覚・サイズ・色目・臭い・触感の検査を行っています。色目の判定は手順書を見ながら検査を実施しております。

  • トレーサビリティの
    取組み

    製品ごとのロット番号管理を行い工程ごと検査・管理表(日報)の記録を行っており、問題が起こった時の対応が迅速に行えます。もちろん生産者までたどれます。

  • 生産者点検の
    取り組み

    日本の主な産地を訪問し、各漁師や生産工場の衛生面・製造方法・原料(塩)・外国産ちりめん原料使用の有無等を現地で点検しております。

衛生面に対する取り組み

  • 原料受入時に行う検査

    一般的な細菌検査や塩分、水分等の検査を行います。
    ※原料の細菌の数値が多ければ、加熱で殺菌して納品しています。
    ※検査によって異常があった場合は返品又や廃棄で対応しています。

  • 製品検査について

    一般的な細菌検査や、商品の出来映えや味覚などをお客様に安心してもらうように厳しい検査をして出荷します。

  • その他の検査について

    工場の拭き取り検査をや落下菌等の検査を行うことにより、工場内環境面を管理しております。工場内の各工程毎に清掃を確実に行うために、清掃マニュアルによる従業員教育を各個人毎に行い、定期的に外部専門家による衛生教育を従業員へ受けさせており、衛生管理の重要性を認識させております。

  • 工場の仕様について

    清潔区は10万クラス準清潔区は30万クラスとなってり空気中の菌の数を管理してあります。通常大気中は30cmの立方体のなかに80万個の菌や埃があります。
    HEPAフィルターを通った清潔な空気の中で製造し、製造区内へ陽圧をかけて、虫や埃などが侵入しにくいようになっております。また、人・物・空気がワンウェイ構造(一方通行)となっており交差汚染がおこりにくい構造に設計した環境で製造しています。
    2013年より製造区内へシャープのプラズマクラスターを設置し、よりよい工場環境になりました。